9月15日(日)BAYSIDE FES、大盛況のうちに終了しました。
今回は「リジェネラティブな社会を描くために僕たち私たちができること」をテーマに、マスマス14周年を振り返り次の10年を考えるための機会として、スペシャルトークセッションを行いました。
冒頭は概念について中島弘貴先生の話からはじまりました。
その後は、8名の方のピッチを連続でお聞きしました。エネルギー、まちづくり、福祉、金融、さまざま分野で具体的な実践をつみかさねてきた方々です。
それぞれの話から、具体的に社会を一歩ずつ変えている力強さを感じましたし、同時に、徐々に「リジェネラティブ」の視点があきらかになってきて、次の未来への流れが見えてくる気がしました。
東京大学の中島弘貴さん
「サスティナブルからリジェネラティブへ」
株式会社さがみこファームの山川勇一郎さん
「ソーラーシェアリングの実践から見えてきた、地域・農業・エネルギーの未来」
株式会社ENNの小津誠一さん
「限界集落から現代集落へ 能登半島地震で改めて考えたこと」
神奈川新聞社 太田有紀さん
「本と人が出会う『本は港』の可能性」
用意した座席は開始早々満席に。長丁場にもかかわらず最後まで熱気は変わらず、席を離れず熱心に聞いてくださる姿が印象的でした。
北仲通りでのマスマスでは最後のイベントとなる今回は、講座の卒業生や過去にご一緒した方などの懐かしいお顔が会場を訪ねてきてくださいました。
今年作成した「あゆみ 創業からのあゆみとこれから」をお配りしながら、制作チームをご紹介するひとこまもあり、節目にふさわしいひとときになりました。
代表の森川と執行役員の治田による対談
奥はみなさんが談笑したり名刺交換したりするフードコーナー。
Aid Kitchenさんによる地元の素材を使った華やかなお料理と、うお時さんのボリュームたっぷりのオードブル、そこにバライティー豊かな差し入れが加わり大充実。
ハチドリコーヒーさん、横濱ビールさん、鳥取堂さんにもドリンク提供にご協力いただきました。
異なる背景をもつひとたちが出会い、ともに学んで、それぞれがチェレンジして時々帰ってきてくださること。
学びと遊びを一体にしながら気づきの場を作り出すこと。
そういった「マスマスらしさ」を再認識する時間となりました。さて今年12月にマスマス関内フューチャーセンターは関内の日本大通りに移転します。これからも未来の価値創出や課題解決のために、多様な方々と、対話を重ねていく場でありたいと思います。
新しい場所に移るmass×massも引き続きご注目ください。