関内イノベーションイニシアティブ株式会社 代表交代のお知らせ

関内イノベーションイニシアティブ株式会社 代表交代のお知らせ

関内イノベーションイニシアティブ株式会社(Kii)とmass×mass関内フューチャーセンターは、今年で創業14年目を迎えることになりました。これまで様々なかたちで関わってくださった皆様に深く感謝申し上げます。

そして今年、さらなる飛躍を目指し、新たなステージへと進みます。

創業メンバーで2013年から代表を務めてまいりました治田友香から、森川正信へと代表のバトンを渡す運びとなりました。

これからもKiiとmass×massの挑戦と成長を見守り、応援いただければ幸いです。

代表からの挨拶

代表取締役 森川 正信

この度、代表に就任しました森川正信と申します。

2009年、東京でデザイン・ディレクションの仕事をしていた時に、無理をし過ぎたのか大病に。その時に、これからはデザインを通じて目の前の人を幸せにする仕事がしたいと生まれ育った横浜に戻り、iSB公共未来塾・横浜に参加。そこで治田と出会いました。

Kiiとの関わりは、mass×massの立上げにむけ、ホームページを作成したことが始まりでした。その後、施設運営事業で経験を積み、2020年から執行役員、取締役を務めました。

mass×massは企業・スタートアップ・NPO・市民活動・行政など、多様なセクターや個人がフラットに有機的に混ざり合える貴重な場です。志を持ち着実に社会を変えていく社会起業家や、全国のローカルエリアで活躍するリーダーと出会い、多くを学びました。

これからの自分の役割は、これまでの信頼とカルチャーを受け継ぎながら、この場に関わる方々のビジネスや暮らしを少しでも良くする”きっかけ”を生み出し続けることです。新しい仕組みや価値観に触れたり、対話を通じて刺激を受けたりしながら、自ら変化していく”self-development”の場としていくとともに、働くこと、学ぶこと、出会うことが交差する、唯一無二の「まちづくりプラットフォーム」として発展させていきます。

今年12月、mass×massは日本大通りへ移転します。より多くの人たちが行き交う場所で、地域との接点を増やし、さらに豊かなコミュニティを育んでいきます。”独立系書店”などテーマ特化型の創業塾をはじめ、私たちらしい切り口で「収益性と社会性のバランスの構築」という今日的なテーマに向き合っていきたいと考えています。

これからの挑戦を一緒に歩んでいただけたら嬉しいです。

創設メンバー/執行役員 治田 友香

この度、13年間を共に歩んできた森川正信に代表を引き継ぐことになりました。


私自身、当時は株式会社の代表を務めるとは想像もしていませんでした。長くNPO支援に携わり、就任前は(公財)起業家支援財団で事務局長も兼任していました。起業をめざす大学生向けの奨学金事業に従事していたときに見えてきたのは、彼らの多くが志向するソーシャルビジネスに必要な支援が不足している現実でした。


転機は2010年。仲間とともに内閣府に提案した事業が採択され、起業人材育成に参入するきっかけを掴みます。同時期に、横浜市のモデル事業を受託し、関内にインキュベーション施設を開設することになり、その運営主体として当社が立ち上がりました。


2011年、いよいよmass×mass開設という日に、東日本大震災が起きます。工事は途中、入居者はたった10名ほどでのスタートでした。それ以降、これだけ大きな出来事を経てもなかなか変わらない社会に挫折感を味わいつつも、「次こそは」と自らを奮い立たせ、事業に取り組んできました。課題解決の担い手がイニシアティブをとり、新しい方法を編み出して事業を推進する、さらには政策提言までする。そんなソーシャルイノベーションの担い手となる社会起業家たちの背中を押し続けてきました。


地域や社会の課題をポジティブな発想で解決する力は、企業からも必要とされる時代です。私は、今後もKiiの執行役員として、新たに設立した(一財)社会価値共創ファームの代表理事として、今後もこのテーマに取り組んでいきます。 


最後に、元・浜銀総合研究所会長で、設立時から監査役として支えてくださった小林孝雄さん、これまで関わってくださったすべての方、取締役・スタッフに感謝申し上げます。皆さまのお蔭で、今の私がいます。次のステージもご一緒いただけたら嬉しいです。

14年間のあゆみと未来への取り組み

14年間のあゆみと未来への取り組みをまとめた冊子、「あゆみ ー創業からのあゆみとこれから」を作成いたしました。
これまでお世話になった皆様へのインタビューも掲載しております。
リンク先よりご覧いただけたら幸いです。

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