あしおとでつながろう!プロジェクト代表/タップダンサー・振付家
おどるなつこ
Profile
バレエ・大道芸を経てタップに出会い’02年ヘブンアーティスト認定、シングルマザーとして鎌倉で娘を育てる。「voix de ville まちのうた」「タップで文学Ⅲ〜砂の女」/BankART2015など映像・構成即興振付作品を発表、東西線開通記念事業/仙台市2015招聘。市民演劇振付/可児市ala’17、吉野町芸術工房/市民プラザ’18、文化庁芸術家派遣事業/仙台ARCT’12〜’18ほか。ドイツ国際平和村訪問をきっかけに‘10年 “あしおとでつながろう!プロジェクト” 設立、以降毎月障がいのある100名とのタップセッションを継続。誰もがおどりあえる社会を模索し’17年〜ACYクリエイティブ・インクルージョン助成採択。ヨコハマ・パラトリエンナーレ2017をきっかけにSLOW LABELのソーシャルサーカス事業に参画。
受講経緯・参加で得た気づき学び
半額助成採択のおり、自己資金が足りなかったためご紹介いただきました。起案書を作る段階では、これまでの活動を整理し言語化していくことに、スタッフの方から大きな助力をいただき、この起案書は今後の方向性を考えるベースになりました。また、広く支援を募ることは、お金集めにとどまらず、未来への視点を同じくする人々と出会います。活動を知る方々からの応援表明がとても励みになり、全く知らない方からの応援には強く背中を押されました。
講座後の進展や変化
必要な資金が集まったことでイメージしていた事業を全て行うことができ、事業を通して、関わる人々(スタッフも障がいのあるメンバーも)が飛躍的に変化するなど、緩やかな集団の個々がのびのびと成長しました。また今年度は、大きな視点に共感してくださる方々により、横浜市内〜全国域での協働も生まれています。
今後の展望
「あしおとのリズムを通して だれもが互いに尊重しあう体験を広げていく」鎌倉で始めたボランティア活動が、横浜で意義のある事業として認知され、日本国内へ広がり始めています。”アート体験によって世界の見え方が変わる”という一人一人の変化が、いつか大きくつながり、楽しく豊かな世界を作ることを願っています。