【起業家インタビュー】特定非営利活動法人 日本補助犬情報センター|橋爪 智子さん

参加プログラム ヨコハマ・イノベーションスクラム2016/かながわボランタリーエースプログラム2017

特定非営利活動法人 日本補助犬情報センター 専務理事兼事務局長
橋爪 智子

Profile

京都市出身。同志社大学商学部卒業後、東京海上火災保険(当時)入社3年目にAAT(Animal Assisted Therapy)を知り、ボランティア活動を開始。国内外で勉強する中で補助犬分野と出会う。2002年より現職。身体障害者補助犬法の準備段階から関わる。 現在は2児の母として、子ども向けの社会貢献教育に力を入れる。日本ファンドレイジング協会公認・准認定ファンドレーザー/社会貢献教育ファシリテーター スカイツリータウン施設UDアドバイザー、2017年度 内閣官房ユニバーサルデザイン2020「心のバリアフリーを学ぶアニメーション教材」検討委員会、2017-2018年度 国土交通省「交通事業者向け接遇研修プログラム」作成等のための検討会議委員

受講経緯・参加で得た気づき学び

法人の今後の在り方を模索する中でこちらのプログラムに出会いました。ヨコハマ・イノベーションスクラム・プログラムでは、講座終了後に私が考えていること、やろうとしていることを文字や図にまとめたり、丁寧に引き出してもらい、やるべきことの優先順位を明確にすることができました。講義受講で終わらず、アウトプットまでサポートしてもらえたことに本当に価値があったと感じています。かながわボランタリーエースプログラムでは、新人職員を教育する機会にもなりました。日々の業務に追われながらの人材育成は大変だったので、NPOとは?組織基盤・中長期計画とは?という基本的な部分を丁寧に指導いただけたことは、事務局体制の強化に即つながりました!

講座後の進展や変化

今まで足がかりがなかった、事務所所在地である「横浜」や「かながわ」を意識することができるようになりました。また、プログラムの期間中に多様なネットワーク構築にも繋がり、それらのご縁がどんどんと広がって行き、何より我々自身が地元の地に足をつけて活動を展開することができるようになったと感じています。もちろん、今までどおりの全国向けの大きな発信も続けていますが、「横浜」や「かながわ」縁の企業さんや自治体の方々とのコラボで、地域コミュニティならではの活動を展開できています。「横浜で頑張っています!」と胸を張って言えるようになりました♪

今後の展望

2020年までに補助犬同伴拒否ゼロ!を目標として活動してきました。今までどうしても「犬」にクローズアップされがちでしたが、政府検討会等でも障害者施策や多様性理解の中に確実に「補助犬」という文字が入るようになり、基盤整備は大きく進みました。しかし、社会一般の現状を見ると、補助犬同伴拒否ゼロ=真の障害理解の実現は、まだまだ厳しい状況にあり、インバウンドの観点からも緊急課題です!2020年はゴールではなく、その先に「レガシー」として何を残せるか?が勝負です!今までの種まきが少しずつ芽吹き、今後どんな花を咲かせてくれるか?大阪万博が2025年に決まったことで、第二目標ができましたので、更に大きな花を咲かせられるように前進します!

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